2025年の大阪・関西万博で注目を集めているのが、「ブルーオーシャンドーム」。
建築家・坂茂氏とデザイナー・原研哉氏が手がけたこのパビリオンは、「海の蘇生」をテーマに、建築・映像・体験展示を通して未来の海を考える空間になっています。
この記事では、ブルーオーシャンドームの予約方法、所要時間、展示内容はもちろん、話題のレンゴーウィークや限定グルメ&グッズ情報まで、ぜんぶカジュアルに解説します!
- ドームの場所やアクセス方法が知りたい
- 展示の見どころを事前にチェックしたい
- お子さまと一緒に楽しめるか気になる
そんな方に向けて、ブルーオーシャンドームの“行く前に読んでおくべきポイント”をぎゅっとまとめました!
読み終わった頃には、きっと行きたくなっているはずです…!
万博ブルーオーシャンドームとは?海の未来を体感できるパビリオン

未来の社会に必要な「持続可能な海との関わり方」を体感できるのが、2025年大阪・関西万博の注目パビリオン「ブルーオーシャンドーム」です。
建築、映像、体験展示のすべてが「海の蘇生」というテーマで構成され、建築家・坂茂氏とデザイナー・原研哉氏がタッグを組んで実現しています。
ブルーオーシャンドームはどこにある?場所とエリアをチェック
ブルーオーシャンドームは、大阪・関西万博の会場内「西ゲートゾーン」に位置しています。
入場ゲートから比較的アクセスしやすいエリアなので、午前中の早い時間に訪れるプランにもぴったりです。
特に、他の人気パビリオンと合わせて回る予定がある方は、動線の確認がポイントになりますね。
西ゲートゾーンには他にも「住友館」や「ノモの国」など魅力的な民間パビリオンが集中しているので、ブルーオーシャンドームを起点にルートを組み立てるのがおすすめです。
施設自体は3つのドームが連結した構造になっており、訪れる人を「水」「海洋」「叡智」というテーマの世界へと順番に導いてくれます。
次は、このパビリオンがなぜこんなにも注目されているのか、その魅力をさらに深掘りしていきます!
海×建築×環境問題が融合した最先端パビリオンとは?
ブルーオーシャンドームの最大の魅力は、「海をテーマにした問題提起型パビリオン」でありながら、デザイン性と体験性がとにかく高いことです。
この施設をプロデュースしているのは、世界的建築家の坂茂氏と、デザイナーの原研哉氏。
建築自体が「環境との共存」を象徴するかのように、竹や再生紙などのサステナブル素材が用いられています。
たとえば、ドームAは成長が早く再生可能な「竹集成材」でできていて、水の循環を視覚で感じられるアート装置が展示されています。
一方ドームBでは、CFRPという軽量で高強度な素材を使いながらも「プラスチックとの共存」という現代的なテーマに切り込む構成が印象的です。
さらには、ドームCにある紙管構造の建築は、災害時の仮設住宅としても使われる素材で、日本の建築文化と未来への提案が織り交ぜられています。
展示内容だけでなく、その「器」となる建築も含めて楽しめるのが、ブルーオーシャンドームならではの体験ですよ。
次は、予約方法や注意点など、事前に知っておきたい情報をまとめていきます!
ブルーオーシャンドームは予約必須?チケット取得のコツを紹介

人気パビリオンのひとつであるブルーオーシャンドームは、事前予約が必要な施設です。
当日枠もあるにはありますが、確実に体験したいなら公式アプリを使った事前予約が鉄則です。
予約はどこから?公式アプリでの流れを解説
ブルーオーシャンドームの予約は、万博公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」から行います。
希望の日にちと時間帯を選び、QRコード付きの予約チケットを発行する流れです。
特に土日や祝日、午前中の時間帯は人気が集中するため、行きたい日が決まったら早めの予約がマストですよ。
予約はアプリで1日あたり数枠までしか取れない仕様なので、他の人気パビリオンとのバランスを考えながらスケジューリングするのがコツです。
予約完了後は、当日そのQRコードを提示して入場します。スマホの充電切れには注意してくださいね。
当日キャンセル枠の取り方や裏ワザもチェック
「事前予約が取れなかった…」というときでも、まだチャンスはあります。
実は、ブルーオーシャンドームでは当日のキャンセル枠が開放されることがあるんです。
このキャンセル枠は、会場内にある「予約端末」で確認・取得が可能です。
とくに朝イチや正午前後、夕方近くになるとキャンセルが出やすいタイミングなので、こまめに端末をチェックしてみてくださいね。
また、公式アプリで定期的に再読み込みをすることで「空き枠」が出てくることも。
通知設定をオンにしておくと、枠が出たタイミングを逃しにくくなりますよ。
確実に体験したい場合は事前予約がベストですが、「滑り込みを狙いたい!」という方はこの裏ワザも活用してみてくださいね。
ブルーオーシャンドームの所要時間と回り方のコツ

ブルーオーシャンドームは、3つのドームを順に体験していく構成です。
体験型パビリオンとしては比較的コンパクトですが、しっかり満足感のある展示内容が特徴です。
所要時間は約30分!効率よく3つのドームを楽しむには
ドームA、B、Cを順番に回る形式で、全体の所要時間はおよそ30分程度です。
ただし、混雑具合や映像の開始タイミング、フォトスポットの滞在時間によっては前後することもあるので、少し時間に余裕を持って訪れるのが安心です。
特に、ドームBの映像上映は一斉にスタートするため、入場タイミングによっては少し待つこともあります。逆に言えば、タイミングをうまく合わせればスムーズに体験できるので、前後のスケジュールには注意しておくといいですね。
ドーム内の移動はスタッフの案内に従う形になるので、迷うことはありません。
展示に夢中になりすぎて次の予定に遅れないようにだけ注意してくださいね。
次は、それぞれのドームの見どころや回り方のコツを詳しく紹介していきます!
映像・展示・フォトスポットはここを見逃さないで
ブルーオーシャンドームでは、3つのドームごとに全く異なる展示体験が楽しめます。
せっかく訪れるなら、見逃さずにしっかり味わってほしいポイントをご紹介します!
まず、ドームAでは「水の循環」をテーマにしたインスタレーションがおすすめ。
水が玉になって跳ねたり、光に反射して揺らめく様子はまるで生きているかのようで、子どもも大人も夢中になる展示です。
ドームBは注目のフルCG映像エリア。
約7分間、海の美しさと同時にその危機について描かれた圧巻の映像が流れます。
サンゴ礁や魚の群れなどに加えて、プラスチックごみの問題にも踏み込むリアルな内容で、「思わず拍手が起きた」という声もあるほどの迫力です。
そしてドームCでは、レンゴーによる段ボール展示「Big Box」や、海洋文化を伝えるドキュメンタリー映像などが楽しめます。
特にBig Boxはフォトスポットとして大人気なので、スマホの充電はしっかり準備しておいてくださいね。
注目の「レンゴーウィーク」とは?紙の技術と海のつながり
2025年5月19日から25日に開催される「レンゴーウィーク」は、紙と環境をテーマにした特別展示週間。
段ボールメーカーのレンゴーが手がける内容は、環境問題に関心のある人なら見逃せません!
段ボールで海を救う!レンゴーの取り組み内容
レンゴーウィークでは、段ボールや紙素材がいかに環境保全に役立つかを伝える展示が行われます。
場所はドームCですが、入場は通常通りドームAからスタートするので、展示は体験の最後に登場します。
展示の一部には、生分解性のセロファンを使った藻場再生の取り組みや、魚市場で使われるスチロール製の箱を段ボール製へ切り替える実証実験など、未来の海を守るための提案がたくさん詰まっています。
さらに注目なのが、段ボールでできた巨大な展示オブジェ「Big Box」。
中に入って写真が撮れるような構造になっていて、SNS映えするフォトスポットとしても人気を集めています。
展示はパネルや映像でわかりやすく解説されているので、お子さまと一緒に学ぶのにもぴったりです。
次は、このBig Boxの魅力をもっと詳しくご紹介していきます!
SNS映え抜群!フォトスポット「Big Box」の魅力とは
レンゴーウィークで大注目なのが、段ボールでつくられた巨大展示「Big Box」。
見た目のインパクトも抜群で、「これって本当に紙でできてるの?」と思わず声が出るような造形美が魅力です。
内部は自由に入ることができて、天井まで段ボール素材で構成された独特の空間になっています。
自然光と照明のバランスも計算されていて、スマホで撮影するだけでもアートっぽい写真が撮れるのが嬉しいポイントですね。
SNSではすでに「#BigBoxで撮ったよ」「段ボールの世界に感動!」という投稿が増えていて、早くも話題のフォトスポットになっています。
訪れる時間帯によっては少し待ち時間が出ることもあるので、午前中などの空いている時間を狙うのがベストです。
「見て楽しい」「撮って楽しい」「学んで深い」、そんな三拍子そろった展示空間で、レンゴーの技術力と環境意識を肌で感じてみてくださいね。
ドームA〜Cまで全部見せ!展示内容を完全紹介
ブルーオーシャンドームの体験は、3つのドームを通して「水」「海洋」「叡智」をテーマにした壮大なストーリーが展開されていきます。
それぞれのドームの見どころを知っておくと、体験の満足度もグッと上がりますよ。
ドームA:「水の循環」アートで水の命を感じよう
最初に訪れるのが、竹を素材にしたドームA。
この空間では「水の循環」がテーマとなっていて、水が持つ自然の力や美しさを、体験型のアート作品を通して感じられる構成になっています。
竹は3〜5年で再生可能な持続可能素材で、建築素材としての注目度も高いですよね。
このドームでは、撥水性を活かしたアート装置が配置され、水が玉のように跳ねたり、流れたり、まるで“生きている水”を見ているような感覚になります。
「ずっと見ていられる」「癒された」という声も多く、展示というよりも“自然との対話”のような体験ができるのが魅力。
光と水が織りなす幻想的な空間は、SNSでも「癒しの空間」として人気です。
ドームB:「海洋」7分間のフルCG映像に感動
ドームBでは、「海洋」をテーマにした圧巻のフルCG映像体験が楽しめます。
施設全体が漆黒の空間になっていて、まるで宇宙船に乗り込んだような不思議な感覚になるのもこのドームの魅力のひとつです。
映像の長さはおよそ7分間。
内容は、生命の誕生から始まり、サンゴ礁の豊かさ、魚の群れの躍動、そして深海の未知の世界へと続いていきます。
最後には、海洋プラスチック問題をストレートに伝えるメッセージがあり、感動だけでなく考えさせられる構成になっています。
建築的には、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)という軽量かつ高強度な素材が使用されており、廃棄時に環境負荷を与えない設計がされています。
素材そのものがメッセージを持っているという点で、建築と映像の融合が見事に調和しているんですよね。
「拍手が起きた」「泣きそうになった」という口コミがあるほど感情を揺さぶる映像体験。
ドームC:「叡智」日本の海洋文化とサステナ展示
最後に体験するのが「叡智(えいち)」をテーマにしたドームC。
このドームでは、日本の海洋文化や企業の環境への取り組みをドキュメンタリー映像と展示で紹介しています。
建築構造には、建築家・坂茂氏が長年使い続けてきた「紙管(しかん)」が採用されています。
再生紙を使ったこの素材は、軽量で丈夫、かつ環境にも優しいことで知られており、災害時の仮設住宅や公共施設にも使用されているんです。
ドキュメンタリー映像では、海とともに生きてきた日本の歴史や、海洋資源を持続的に活用する企業の取り組みが、リアルな声と映像で語られます。
また、レンゴーウィーク期間中は、紙でできた展示物が多数登場し、環境素材としての紙の可能性を体感できる構成に。
特に注目なのは、木製の球形ジョイントで紙管を接合した独自の建築構造。
建築好きにはたまらないディテールで、写真に撮って記録しておきたくなるスポットですよ。
限定グルメ&お土産情報も見逃せない!

展示や映像体験だけじゃないのがブルーオーシャンドームの魅力。
実はグルメやお土産にもこだわりが詰まっていて、五感で楽しめるパビリオンになっているんです!
土井善晴監修ドリンクが話題!味の感想は?
話題を呼んでいるのが、料理研究家・土井善晴氏が監修した「海と山の超純水」。
価格は540円で、熊野の天然水に高知の塩を加えた、まるで“飲むスープ”のような味わいが特徴です。
「しょっぱいのにまろやか」「後味がすっきりしていて飲みやすい」など、実際に飲んだ人のレビューも上々。
暑い日や展示を見た後のリフレッシュにもぴったりで、グルメ好きの方にもおすすめです。
ドームの近くで販売されているので、タイミングを見てぜひ手に取ってみてくださいね。
続いて、記念に持ち帰りたい!お土産・書籍・限定グッズ情報をご紹介します!
書籍や限定グッズはどこで買える?
ブルーオーシャンドームでは、限定グッズや関連書籍の販売も行われています。
お土産としてだけでなく、万博の思い出をしっかり残せるアイテムが揃っているので、要チェックです!
中でも人気なのが「大阪・関西万博ぴあ(ぴあMOOK)」というガイドブック。
展示の内容やパビリオン情報がまとめられていて、事前の予習にもぴったりなんです。
Amazonや楽天などのオンラインでも購入できますが、現地で買えばそのまま旅の記念にもなりますよね。
また、レンゴーが提供する段ボール製のミニチュアグッズや、環境を意識した紙製品なども販売されています。
パビリオン体験のあとに買える場所にあるため、余韻そのままにショッピングが楽しめるのも嬉しいポイントです。
展示だけでなく、お土産までサステナブルなこだわりが詰まったブルーオーシャンドーム。
よくある質問とその答え|ブルーオーシャンドームQ&A
Q: ブルーオーシャンドームは予約なしでも入れるの?
A: 基本的には「事前予約が必須」です。公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」からの予約が必要ですが、当日キャンセル枠を狙うことも可能です。会場内の予約端末をこまめにチェックしましょう。
Q: 所要時間はどれくらい?途中で抜けられる?
A: 所要時間はおよそ30分程度で、ドームA〜Cを順番に体験します。途中で抜けることはできませんが、流れに沿って効率よく進める設計になっています。
Q: 子どもも楽しめる内容になっている?
A: はい、子どもでも楽しめる展示がたくさんあります。水の循環を視覚的に学べるアート装置や、迫力ある映像体験、SNS映えするフォトスポットなど、家族で楽しめる内容です。
Q: 写真撮影はどこでできる?
A: 基本的に展示の多くは撮影OKです。特に「Big Box」は人気のフォトスポットなので、ぜひスマホのカメラを準備して訪れてみてください。
Q: グッズや書籍はその場で買える?どこで売ってるの?
A: はい、展示終了後のエリアにお土産ショップがあり、限定グッズや関連書籍を購入できます。「大阪・関西万博ぴあ」などの公式ガイドも販売されています。