「大阪万博ってシニア割引あるの?」「80歳以上は本当に無料なの?」
大人から子どもまで楽しめる大イベントだからこそ、シニア世代も「できればお得に行きたい」と思うのは当然のこと。
でも、実際のところシニア向けの優遇制度はあるのでしょうか?
この記事では、
- 万博のシニア割引制度の有無
- 80歳以上は無料になるという噂の真相
- チケットの年齢区分の決まり方
- 障がい者向け「特別割引券」について
- シニアが使えるお得なチケット活用法
といった内容を、わかりやすく解説していきます。
「これから万博に行こうかな」と考えているシニア世代の方も、家族で計画中の方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
万博のシニア割引制度はある?


万博2025では、シニア割引制度は公式に設けられていません。
高齢者であっても「18歳以上」として、大人料金が適用されます。
シニア世代にとっても注目の「EXPO 2025 大阪・関西万博」ですが、「割引があるのでは?」と期待している方も多いですよね。
ここでは、公式情報をもとに、シニア向け割引制度の有無について詳しく解説します。
公式情報に見る「シニア料金」の有無
結論から言うと、万博2025には「シニア割引」や「シニア料金」は存在しません。
公式サイトのチケット案内やFAQにも明記されており、「大人=18歳以上」として、年齢による割引の区分はありませんでした。
つまり、たとえ80歳や90歳であっても、一般の大人と同じ料金でチケットを購入する必要があるということになります。
実際のチケット料金は、前売りなら4,000円から、通常購入であれば最大7,500円と決して安くはありません。
そのため「シニアにも優しい割引制度があるのでは?」という声が多いのも納得ですね。
この情報は、公式のFAQにも「シニア割引の適用はございません」と明記されているため、今後の変更がない限りは割引は期待できなさそうです。
万博、シニア割引がないから買う気が失せるのかも。高齢の両親を連れていきたいけどそんなにはまわれないから。
— 北中 (@I9oxrK) March 9, 2025
少しでも割引があれば納得感あるのになぁ
ま、連れていきますけども#大阪万博
80歳以上は無料って本当?噂の真相とは


「80歳以上の方は大阪万博に無料で入れるらしいよ」なんて話、聞いたことはありませんか?
実はこれ、過去の報道が原因で広まった誤解なんです。
このパートでは、噂の出どころと、実際のチケット制度がどうなっているのかを詳しく見ていきます。
報道により広まった「無料説」の背景
「80歳以上が無料になる」と言われるようになったきっかけは、2022年ごろの報道です。
当時、「入場料は6,000円程度で検討中」というニュースとあわせて、「4歳未満と80歳以上は無料で検討されている」と報じられたことで、多くの人が「無料になる」と勘違いしてしまったんですね。
ですがこれは、あくまで初期段階の案に過ぎず、その後の正式発表では反映されませんでした。
2025年現在、80歳以上を対象にした無料チケット制度は存在していません。
SNSや口コミサイトで今も時々見かける「80歳以上は無料」という情報は、古い報道が独り歩きしているだけなので要注意です。
現在のチケット制度に見る真実の内容
大阪万博公式のチケットFAQでは、「シニア割引の適用はございません」とはっきり記載されています。
つまり、80歳以上であっても「大人」として通常料金を支払う必要があるというのが、公式の見解です。
例外は今のところありません。
もちろん、今後制度が変更される可能性はゼロではありませんが、「高齢者が無料になる」といった制度は公式発表されていない以上、期待しすぎない方がよさそうですね。
次は、「チケットの年齢区分ってどうなってるの?」という疑問にお答えしていきます!
年齢区分の基準はどうなってる?


大阪万博では、チケット料金が年齢によって分かれていますが、
その区分の「基準日」が少し特殊なので注意が必要です。
ここでは、チケットの年齢分類と、対象年齢の判断方法についてわかりやすく解説します。
年齢のカウントは「2025年4月1日時点」
チケットの年齢区分は、「万博に行く日」ではなく、2025年4月1日時点の年齢で決まります。
たとえば、7月に18歳になる人が10月に万博へ行ったとしても、4月1日時点で17歳なら「中人」扱いになります。
このルールは、チケットを事前に購入しておいた人が、後から年齢が変わってしまっても混乱しないようにするためなんですね。
FAQでも「年度の区切りなどでも一般的な4月1日時点を基準としています」と記載されており、学校や税制と同様の考え方が採用されています。
この点を知らずにチケットを購入すると、間違った券種を選んでしまう可能性があるので要注意です!
中人・小人・大人の区分ルールとは
万博の入場券は以下のように区分されています👇
- 大人:18歳以上
- 中人:12歳〜17歳
- 小人:4歳〜11歳
- 3歳以下:無料
つまり、高齢者(65歳以上や80歳以上)も「大人」として扱われます。
「シニア料金があるかも?」と期待したくなるところですが、年齢による割引制度は用意されていません。
子ども連れの方は、自分の子どもがどの区分に該当するかをしっかりチェックしておくと安心ですね。
大阪万博の特別割引制度とは?
シニア割引がないとわかってちょっとがっかり…という方もいるかもしれません。
でも実は、大阪万博には**一部の方を対象にした「特別割引券」**が用意されています。
大阪・関西万博では
— yaiko (@yaiko09585047) May 22, 2025
ハンデキャップのある方と
その同伴者1名に対して
【特別割引券】が適用されます🎫🎫
指定難病受給者も
特別割引券の対象になるのは珍しいので
とっても嬉しい情報ですね✨
ハンデキャップがある方も
万博が楽しめますよう
参考になれば嬉しいです✨#大阪関西万博 pic.twitter.com/zlxvhisio9
このパートでは、どんな人が対象になるのか、割引の内容や条件をまとめてご紹介します!
特別割引券が使える対象者まとめ
万博2025の「特別割引券」は、以下の方に対して適用されます👇
- 身体障がい者手帳をお持ちの方
- 療育手帳をお持ちの方(知的障がい者)
- 精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方
- 戦傷病者手帳をお持ちの方
- 被爆者健康手帳をお持ちの方
- 指定難病・小児慢性特定疾病の医療受給者証をお持ちの方
これらの手帳や証明書を持っている方は、「特別割引券(大人:3,700円)」で入場可能です。
さらに、それぞれの対象者に同伴者1名も割引の対象になります!
海外で発行された証明書でも適用されるとのことで、インバウンドの方への配慮もされています。
この制度があることで、障がいや病気などを抱える方にとっても、より参加しやすい万博になっていますね。
介助者も割引対象になるってホント?
はい、対象となる方1名につき、介助者(同伴者)1名も同じ「特別割引券」で入場可能です!
つまり、対象者本人と介助者の2人がそれぞれ割引価格で入場できる仕組みになっていて、経済的な負担が少し軽くなるのが嬉しいポイントですね。
この「特別割引券」は、シニア割引の代わりにはなりませんが、条件に該当する方にとってはとても有益な制度なので、対象かどうか一度チェックしてみるのがおすすめです。
シニアが万博をお得に楽しむコツ
シニア割引がないからといって、万博をあきらめるのはまだ早いです!
実は「前売り券」や「夜間券」など、ちょっとした工夫でお得に楽しめる方法があるんです。
ここでは、高齢の方が少しでも節約しつつ快適に万博を満喫するためのコツをまとめてご紹介します!
前売り券と夜間券を活用しよう
まず注目したいのは、前売りチケットです。
4月12日までに購入できるこのチケットは、通常よりも割安で、タイミングによっては最大3,500円も安くなります!
具体的には…
- 開幕券(〜4/26入場):大人4,000円
- 前期券(〜7/18入場):大人5,000円
- 早割1日券(いつでも入場可):大人6,700円
そしてもうひとつお得なのが、夜間券(17時以降)。
こちらは会期中に購入しても3,700円と格安で、夜景やライトアップを楽しみたい方にぴったりです。
体力的に長時間の滞在が難しい方でも、夕方からのんびり回るスタイルなら楽しめそうですね。
人気パビリオンの事前予約は要チェック!
また、混雑を避けたいシニアの方には、事前予約制のパビリオン情報をしっかりチェックするのがおすすめです。
一部の人気エリアは「抽選制」や「完全予約制」となっているため、当日フラッと行っても入れない可能性があります。
事前に予約方法や対象パビリオンを確認しておくと、スムーズな体験ができますよ。
さらに、平日を狙って訪れるのも混雑回避の重要なコツです。
平日券なら通常よりも料金が安く、快適に見て回れる可能性も高いです!
お得に、そして快適に万博を楽しむ工夫はまだまだたくさんあります。
万博のシニア割引制度に関するQ&A
Q: 万博にシニア割引制度はありますか?
A: ありません。大阪・関西万博2025では、18歳以上はすべて「大人」として扱われ、年齢にかかわらず同じ料金が適用されます。
Q: 80歳以上は無料になるという噂は本当ですか?
A: いいえ、それは過去の報道に基づく誤解です。2025年現在、80歳以上の方にも「大人料金」が適用されます。無料制度は存在しません。
Q: 年齢のカウントは来場日ですか?それとも誕生日ですか?
A: 年齢区分の基準日は「2025年4月1日時点」です。その日付での年齢に基づき、どの区分(大人・中人・小人)になるかが決まります。
Q: 特別割引制度の対象になるのはどんな人ですか?
A: 障がい者手帳や難病受給者証などを持っている方と、その同伴者1名が対象です。該当者は「特別割引券(大人:3,700円)」で入場できます。
Q: 少しでも安く入場する方法はありますか?
A: 前売りチケットや夜間券の活用がおすすめです。前売りなら4,000円〜、夜間券は3,700円で入場でき、シニアの方にも人気です。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 万博2025にはシニア割引制度が存在しない
- 「80歳以上は無料」という噂は過去の報道による誤解
- シニアも含め18歳以上は一律で大人料金
- 「特別割引券」は障がい者と同伴者1名のみ対象
- シニアは前売り券や夜間券の活用でお得に楽しめる
万博のチケット制度は一見シンプルに見えて、実は「いつの年齢で区切るのか」「割引対象になるのか」といった注意点がたくさんあります。
この記事を読んだことで、「シニア割引があるのかないのか」「どんな方法でお得に万博を楽しめるのか」がしっかりわかってもらえたのではないでしょうか。
お得にチケットを入手して、ぜひ万博をめいっぱい楽しんでくださいね!